イタリア、ローマの中心地にあるテルミニ駅に到着した。
イタリアの古い映画に『終着駅』という邦題の映画があるが、その原題は『Stazione Termini』。
テルミニはイタリア語で終点の意味らしいが、テルミニ駅の語源はテルメという遺跡に近いからテルミニという説もあるらしい。
どういうふうに名前がつけられたのかは知らないけど、その駅はまさに終着駅だった。
ホームの数はJRの新宿駅と同じくらいか、もっとあると思うけれど、すべての線路は片側だけに向かっている。
どの列車もこの駅を通り抜けることがなく、発車するときは入ってきた時と逆側に向かって走るのだ。
改札口もないので、列車を降りて線路が続いているのと逆の方向に歩けば階段を昇り降りすることもなく、そのまま外に出ることができる。
日本では純粋な終着駅自体あまり見たことがないような気がするので(成田空港駅はそう?)、新鮮だった。
ガラガラと荷物を引きながら外へ向かうと、また、「タクシー?」と声をかけられる。
外は暗いし、テルミニ駅周辺は治安が悪いと聞いていたので、ホテルまでタクシーに乗って行きたい気もするけど、乗っても危険、乗らなくても危険と思い、歩いてホテルに向かうことにする。
ローマでのホテルの名前は『Hotel Repubblica (レプッブリカ)』。
地図上では非常に近くにあるそのホテルだったが、はじめての土地でまさに右も左もわからない状態。
暗いし、見つからないしでどうしよう・・・
今後、夜中にチェックインするのはやめようと心に誓うのであった・・・
つづく
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