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フランス パリ

by ariahisaeda / テーマ:歴史・文化・芸術

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フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月1日の記事, 更新日 2007年2月15日

パリはたれているか?

会議会場

会議会場

パリ到着

パリ到着

花の都パリである。
実は2年前にフランスはディジョン(ブルゴーニュ)には行った際、パリは通過はしている。そのときは数時間しかなくて、ルーブル美術館をちょっとだけ覗いたのみ。だから、ルーブルへゆっくり行けるだけでも、うれしい。

あいにくなことに、配偶者の会議はゴールデンウィークのど真ん中にぶち当たってしまった。そのため航空機がとれず、KLAのビジネスクラスで行くことに。福岡の場合、韓国のイーチョン空港に行くのも、関空や成田に行くのもあまり変わらないのでKLAは大変便利であることだし。

機内のサービスも申し分ないところなのだが、マッハの速さで、飲み物を下げてしまうのには、参ってしまう。

その割には、新しくは飲み物を持ってきてくれない。
機内の乾燥は厳しく、私は常に水分を採っていないと苦しい。仕方がないので温存していた日本で買ったお茶のペットボトルを取り出したのだが、それまで下げられそうになって苦笑する。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » ブーローニュの森 bois de Boulogne
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月2日の記事, 更新日 2007年3月8日

ブーローニュの森 bois de Boulogne

緑濃いブーローニュの森

緑濃いブーローニュの森

花も咲いてます。

花も咲いてます。

エントランスのオブジェ

エントランスのオブジェ

パリ市内への入口、ブーローニュの森。
朝食の後、そのブーローニュの森へ散策。緑が生き生きとしている。
しかし森は広大かつ、大きな高速道路にとりまかれていて、目の前に見えているのだが、なかなかに行き着けない。

やっと入り口に辿り着くと、小さな子供用の汽車がある。中に小さな動物園兼遊園地があるらしい。森といっても、巨大な公園といった感じだ。自然林の松林が曲がらずまっすぐに伸びていたのが、面白い。

中には広い池があるみたいだが、広大すぎて、探索するのも一苦労。湖があるはずなのだが、そこまで行き着けずにリタイヤ。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » ベルサイユ宮殿 Chateau de Versailles 外観
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月2日の記事, 更新日 2007年3月12日

ベルサイユ宮殿 Chateau de Versailles 外観

宮殿玄関

宮殿玄関

ベルサイユまで、郊外列車に乗って自分たちで行くことも考えたのだが、ここはやはり便利な半日ツアー。ホテルまでピックアップにきてくれるし。

ツアーはアメリカ人、韓国系のアメリカ人とカナダ人と私たち。ツアーのガイドさんは日本語も堪能。英語で喋ったのちに日本語にもなおしてくれるので、私たちは解説が2回聞けることに。

宮殿までは、車で約1時間くらい。

かのベルサイユである。やっぱりアレだよねえ、と池田理代子マンガの絵が頭の中で踊るのは仕方がないところ。このマンガのおかげで日本人の一部はフランス人並に、ことによると一般的フランス人以上にフランス革命史に詳しいのかもしれない。マンガ恐るべし。

で、いきなり、広場にはかの有名な太陽王ルイ14世の銅像がたっている。ああ、これこれ、とまるで旧知にあったかのようだ。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » ベルサイユ宮殿 Chateau de Versailles 宮殿内部
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月2日の記事, 更新日 2007年3月12日

ベルサイユ宮殿 Chateau de Versailles 宮殿内部

ちょっと大人しい「鏡の間」の反対側

ちょっと大人しい「鏡の間」の反対側

調度品類

調度品類

観光客だらけの「鏡の間」

観光客だらけの「鏡の間」

殿の内部も、池田理代子先生の描いた細密なディティールそのままに優雅なロココ様式。とにかく辟易とするほどに飾りが多い。すべて彫刻、彫刻、彫刻。絵画、絵画、絵画。飾られていない空間がないくらいに埋め尽くす彫刻。

ルイ14世が自らを太陽王と称したのは、彼がアポロンのシンボルを愛したかららしい。ギリシャ神話に題材をとった彫刻や装飾品が山ほどある。

そしてベルサイユ条約が締結されたことで有名な鏡の間へ。この部屋はルイ王朝時代には謁見の間として使用されている。ガラスのシャンデリアと鏡と白い大理石の彫刻と金色の装飾に満ちたこの部屋は、確かに謁見の間として十分な機能を果たしただろう。こけおどしともいえる権力者の威光を示す、美。ひれ伏す他国の使節たちの心に、当時のフランスという国家の富と力を十全に刻んだことだろう。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » ベルサイユ宮殿 Chateau de Versailles 庭園
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月2日の記事, 更新日 2007年3月13日

ベルサイユ宮殿 Chateau de Versailles 庭園

噴水その1

噴水その1

大運河へ

大運河へ

広大な庭園に

広大な庭園に

噴水その4

噴水その4

噴水その2

噴水その2

噴水その3

噴水その3

見るものが多すぎて、宮殿の中で、そろそろ体力切れしてきた私たち。それでも、庭園でのイベントが始まるということなので、そちらに移動することに。毎週日曜日に催される噴水と音楽のショーらしい。
ガイドさんによれば、これに行き当たったのはラッキーだとのこと。

宮殿を一歩でて、庭園に入ると、その対称的な緑に包まれた中視線は、大運河に。そして、宮殿をでたところで見渡す限りを覆う大運河である。遠近の感覚が狂いそうになるほどに。
貴族たちは、この大運河に船を浮かべて水遊びをしたとのこと。とにかく歩いて運河のところへ出るだけでも一苦労の距離がある。

そして、庭園内を荘重なクラシック音楽が流れる中、白い噴水が上がる。と、書けば普通の公園の噴水のように思われるだろう。
…だが、その数が、違う。

広大な敷地の公園のなかに、無数といっていい彫刻でふちどられた池があり、そのすべてが噴水の白煙を上げているのである。その彫刻もそれぞれの池で、様々に異なる。神々が、馬が、魚が、カエルが、水しぶきのあがる中で時を止めている。

この壮大な仕掛けが300年前に作られているのだから恐れ入る。しかも、未だにそのサイフォン式の噴水のシステムを現役で使っているのだ。
この噴水の素晴らしさと壮大さに感動しつつ、大運河までを歩く。
うーん、すごいね、という言葉しかない。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » ルーブル美術館 Musee du Louvre その1
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月3日の記事, 更新日 2007年3月13日

ルーブル美術館 Musee du Louvre その1

有名なフランス革命の絵を模写する学生さん

有名なフランス革命の絵を模写する学生さん

上からみたピラミッド

上からみたピラミッド

ルーブルのガラスのピラミッド

ルーブルのガラスのピラミッド

ルーブルの内庭

ルーブルの内庭

二年前に行ったルーブル美術館に再挑戦。
メトロにのれば、懐かしのルーブル美術館まではすぐである。地下鉄駅の名称もミュゼールーブルとなっているので、たいへんわかりやすい。地下鉄の駅からは道1本。ただし、この地下からルーブルに入ってしまうと、宮殿の建物自体は上に改めて上がらない限りは見ることができない。
2年前にほんの足かけで40分ほどで回ったにしては、よく記憶に残っている。

物議をかもしたという、ガラスのピラミッドがすぐに見えてくる。確かに、クラシカルな宮殿の真ん中に突然のモダンスタイル。だが、もうすでにとけこんでしまって、ルーブルというとガラスのピラミッドがシンボルになってしまっている。

記憶を辿りつつ、18世紀絵画あたりから。

相変わらずモナリザの前には大勢の観光客がいる。月曜日なので、オルセー美術館が休みのために観光客がすべてルーブルに集中するのだとのこと。とにかく、すごい人いきれである。

またひとつひとつ飾られている絵画や彫刻の数が多すぎて、その情報量の洪水にくらくらしてくる。少し動くと目がしぱしぱしはじめる。

多くの展示物の前には、模写をしている画学生たち?がたくさんいる。
その実力が、模写だからこそ、残酷なほどはっきりしている。現物は目の前にあるので、比較は簡単だし。上手なひとは、現物の持つ力強さまで模写できる。もちろん、観光客の注視を浴びるので、みんなある程度以上は上手いけれど。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » ルーブル美術館 Musee du Louvre その2
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月3日の記事, 更新日 2007年4月7日

ルーブル美術館 Musee du Louvre その2

ナポレオン広場のカルーセル凱旋門

ナポレオン広場のカルーセル凱旋門

サモトラケのニケ像

サモトラケのニケ像

午後からも再入館して、見ていないところを中心に回る。
昔のルーブル宮の土台みたいなところも残っていたり。まだまだ増築しようとしていたり。

そのスケールの大きさには、恐れ入る。また、2年前には見ることができなかった外観を見るために、中庭にも出てみる。リボリ公園につづく大きな庭からは、まっすぐな凱旋門への一本道が見える。なんだか、感慨。

水売りのお兄さん(1ユーロで、ミネラルウォーターを売っている)(スークスーク、イクートエイとは言ってなかったのが残念!)やジェラート売りのお兄さんなどなど。観光客も多いが、商売にしている人も多い。

日差しが強く、ちょっと歩いただけでも、かなり消耗する。我々は、日本から持ってきた小さなペットボトル(飛行機の中で死守した緑茶)があるので大丈夫だが。なるほど、水がほしくなる。

その後、またさらに、内部を歩く。
建物はデノン翼、リュシリュー翼、ドノン翼の3つに分かれているが、そのひとつひとつが広い。

この日はほぼ一日かけたが、全体の半分くらいしか見ていないんじゃないかな。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » シャンゼリゼ大通り
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月3日の記事, 更新日 2007年4月7日

シャンゼリゼ大通り

シャンゼリゼ大通り

シャンゼリゼ大通り

ルーブルからの帰り、花の都のシャンゼリゼ大通りへよる

で、ガイドブックにあった年中開いているというスーパーマーケットへ。いやぁ、シャンゼリゼーまで行ってなにが悲しくてスーパーマーケットにはいらなくちゃなんないのか、とは思ったけれど、ブランド物の店に用があるわけでもなく。

中味は大変な品揃え。ワインなんかもの凄い種類が置いている。
レストランでの食事も、懐にも胃にもダメージがでかいので。いっそのことここでワインとパンとを買って部屋で食べようか、ということになる。スーパーとはいえ、そこはフランス、チーズもパテも美味しそうなのが並んでいるし。
かわいい柄の紙皿と、袋入りのサラダ用野菜を買えば、結構上等なサラダに。

この夕食は思いの外、美味しかった。とにかく、部屋でゆっくりとくつろぎながら、好きなモノを好きな分量だけ食べられる。なにより、ワインがとても美味しいので、食べ物が全部美味しく感じられるのだ。このワイン、実はかなり飲んでも悪酔いしない。二日酔いにもならない。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » エトワールの凱旋門 Arc de triomphe de l'Etoire
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月4日の記事, 更新日 2007年4月20日

エトワールの凱旋門 Arc de triomphe de l'Etoire

エトワールの凱旋門

エトワールの凱旋門

門の左足の彫刻

門の左足の彫刻

門の中央

門の中央

門の右足の彫刻

門の右足の彫刻

ホテルから凱旋門へは歩きで。地下鉄の駅で2つくらい。

瑞々しい緑の街路樹につつまれて、エトワールの凱旋門が姿を現す。(パリにはこの一番有名なエトワールの凱旋門のほかにも数カ所の凱旋門があるらしい。)

とはいえ、フランス、パリといえば、コレだ。
映像や写真などでいくらでも見たことがあるはずなのに、やはり本物の威容は凄い。ずっしりとした重厚な門が、見事な彫刻で飾られている。

地下道を通って、側まで行くと、すでに凱旋門の全体は写真に撮れなくなる。で、よく見ると門の上にちらほらと人影が…。つまり上に上れるらしいのだ。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » エトワールの凱旋門 Arc de triomphe de l'Etoireに登る
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月4日の記事, 更新日 2007年4月20日

エトワールの凱旋門 Arc de triomphe de l'Etoireに登る

凱旋門の内部

凱旋門の内部

エッフェル塔を望む

エッフェル塔を望む

ルーブル宮の方向を望む

ルーブル宮の方向を望む

入場料を払い、小さな入り口をくぐると人がひとり通れるだけの螺旋階段がある。これで上に行けということのよう。しかし、登っても登っても頂上は見えない。下を見ると怖くなるような高さまでなるが、一度も踊り場がないという始末。

こりゃ、お年寄りとかだったら上がれないよね、やっぱ海外旅行は体力勝負などといいつつ。
(一応、ハンディキャップのある人用には、エレベーターが用意されているらしい。とはいえ、かなり年配のカップルもちゃんと階段を登っていた。)

永遠に終わらないんじゃないかと思えた階段もようやく部屋にたどりつく。おみやげ物屋さんと、凱旋門に関する展示物のあるギャラリーと。ここで力尽きてひとまず休憩。たれ写真などとりつつ、自前のお茶とキャンディでひといき。

で、元気を回復したところで、凱旋門の上に。なるほどパリ中を見渡せる景色は素晴らしい。5本の大きな道路が、この凱旋門を中心にして伸びている。

パリの街中はあまり高い建物がないので、全体的に見渡せるのもいい。

だが、それにしても、これだけ高い割に、柵があんまり高くないのは何故だろう。足がかなりすくんでしまう。実は私は少し高所恐怖のケがあるのだ。ガラスや高い柵で仕切られていれば、平気なんだけど。

カメラを構えつつも、柵にはよらないようにしつつ。ひきつる顔。



で、問題は帰りだった。
踊り場のない螺旋階段を降りていくのに、もう足はがくがくである。ああ、下を見るとくらくら。

もう二度と凱旋門には登らないぞ、と決心しながら…。私の後ろに長い列が出来ているのはわかるが、怖いもんは仕方がない。でもとにかく降りないことには、怖いのは終わらないわけで。

まったく、とにかく二度と凱旋門にだけは登らないぞ。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » オルセー美術館 Musee d'Orsay その1
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月4日の記事, 更新日 2007年4月20日

オルセー美術館 Musee d'Orsay その1

オルセー美術館外観

オルセー美術館外観

美術館内部

美術館内部

オルセー美術館はルーブルとセーヌ川をはさんで対岸の場所にある。
オルセー美術館は、昔駅だったものを美術館に改装したとかで、ヨーロッパの鉄道駅を模した建物になっている。建物の上部の大きな時計をシンボルらしい。

ルーブルと並ぶパリ市内での有名美術館だ。ルーブルが巨大で古今東西の美術品を取りそろえているのに比較して、オルセーのほうは印象派以降の作品が中心である。

小さいといっても、それはルーブルとの比較の問題で、中を一通り見回るには、それなりの時間と体力が必要である。

中に入ると、巨大な吹き抜け。鉄道のプラットホームを模した半透明のガラスの天井から柔らかな光が差し込んでいる。そこに無数の彫刻や絵がレイアウトされている。
その美しさに見とれて、チケットを切ってもらうのを忘れて呼び止められちったい。でも、それくらい素晴らしい。

その大きな部屋の両側に、小部屋がいくつもあり、無造作に本当に無造作に、無数の名画が飾られている。
その一枚一枚が、普通の美術館ならば一つの部屋を占領するような目玉作品となるかもしれない。

クールベ、マネ、モロー、モネ、ミレー、コロー。ため息もの。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » オルセー美術館 Musee d'Orsay その2
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月4日の記事, 更新日 2007年4月24日

オルセー美術館 Musee d'Orsay その2

フランス人の遠足

フランス人の遠足

セーヌ川をのぞんで

セーヌ川をのぞんで

オルセーの時計

オルセーの時計

オルセー館内には遠足らしき子供たち(中学生か高校生くらい?)も群れをなしている。後ろのほうは、寝っ転がって先生の説明を聞いているのが、ラテン気質なのか。態度はたれていても、一応真面目には聞いているみたいだし。

しかし、いいなあ、フランスのお子様は。学生の頃からこういった絵画を遠足で見に来られて…。
館内の構造はかなり複雑で、迷路のようになっている。で、恒例の道を聞かれイベントが…。アメリカ人らしい老婦人から呼び止められる。出口がわからなくなっているらしい。
それにしても、また今回も。街で必ず道を聞かれる性質ってどこから来るのだろう。

館内を見回ったところで、疲れもでて、館内のカフェで一休み。カフェクレーム(カフェ=オーレのこと)とフルーツタルト。ちょいと甘いが、疲れはとれる。

建物の上にでて、側のセーヌ川などをみつつカメラタイム。この日はお天気もかなり良好。セーヌ川にはたくさんの観光船がいったりきたりしている。日本もゴールデンウィークだけど、こっちも春の行楽シーズンということらしい。

このまま、オルセーには、閉館間際まで。
閉館時間の30分前から、退出を促す館内アナウンスがあるのだが、それも親切に日本語でも。まあ、閉館だからはやく去ね、ということ。あまり仕事熱心ではない監視員がこのときとばかりに追い立て始めるのが、印象的だった。早くおうちに帰りたいってところだね。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » ホテル近郊
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月5日の記事, 更新日 2007年4月24日

ホテル近郊

お気に入りのカフェ

お気に入りのカフェ

お菓子屋さん

お菓子屋さん

新緑のパリ

新緑のパリ

3日間美術館を中心に観光した疲れがたまっているので調整日。体力なしの私なので、ここは一休みしないと後半が保たない。
とはいえ、ホテルの清掃があるので、10時になってお店が開いた時間を見計らい、ホテル近くをぶらぶらとする。

ブラッセリー(居酒屋)と看板はでているが、朝はカフェ。昼間はレストラン、夜は居酒屋という店があちこちに。
昨日利用したパン屋の横に適当そうな店があったので、そこへふらっとはいってみる。
席でしばらく待つと、たくましそうなおばさんが注文を取りに来る。カフェクレームをというとおばさんはにこりともせずにまじめそうに頷き、復唱する。そこで、でてきた、カフェクレームは最高だった。
暖めた大きなカップにつがれたコーヒーは舌が火傷しそうに熱い。エスプレッソの芳醇な香りと、コクのある濃いミルク。角砂糖が2つ付いてくるので、一つのさらに半分をいれる。
甘く苦く深い香りに陶然とする。

そのコーヒーを飲みながら、フランス(ガリア)ゆかりの「背教者ユリアヌス」持ってきたのでそれを読んだり。通りを行きすぎるひとたちやパリの風景をぼーっと眺めたり。

私はこういった時間の過ごし方が大好きだ。まあ、観光地を巡るばかりが楽しみではない、ということで。

その後、パン屋で二人分のサンドイッチを入手して、ホテルの部屋に戻る。昨日の夕ご飯の残りなんかもあるし。うーむ、どんどん所帯じみてきているような気もする(苦笑)


トップ » 欧州 » フランス » パリ » ピカソ美術館 Musee Picasso
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月6日の記事, 更新日 2007年5月1日

ピカソ美術館 Musee Picasso

塩の館

塩の館

美術館内部

美術館内部

青の時代

青の時代

キュビズム

キュビズム

展示室

展示室

ピカソ美術館はマレ地区という場所にある。もとは王侯貴族が好んで屋敷をたてた場所とのことで、古くて由緒のある建物が散見する。

瀟洒な建物「オテル=サレ(塩の館)」のなかに品よく飾られたピカソの作品の数々。フランスで亡くなったピカソの遺産として、国に寄贈されたものがここに保管されているらしい。私が好きな青の時代からキュビズム、新古典主義に至る生涯の作品が一同に介している。

ピカソの仕事も本当に幅が広い。陶器や彫刻も非常に面白い。ピカソのデザイナーとして溢れんばかりの才能を示している。

生涯にわたって、画風が変化していく。生きる限りにおいて、いつまでも枯れずに、新しいものをと追い求めて行く天才性。

後世の抽象画がこの天才をなかなか超えられないのは、仕方がないのかもしれない。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » ノートルダム寺院 Cathedrale Nortre-Dame
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月7日の記事, 更新日 2007年5月1日

ノートルダム寺院 Cathedrale Nortre-Dame

ノートルダム寺院

ノートルダム寺院

セーヌ川からのぞむノートルダム寺院

セーヌ川からのぞむノートルダム寺院

寺院の模型

寺院の模型

ノートルダムは、セーヌ川の三角州シテ島に建っている。中世ゴシック建築の代表のような教会。尖塔に囲まれた、美しい建造物である。

地下鉄をオテル=ド=ヴィレで降りて、パリ市庁舎のこれまた優雅な建物を眺めつつ、セーヌの岸まで歩くと、ノートルダムの威容が見える。もっとも現在半分くらいが改修工事中らしくて、美しい姿を工事のカバーが覆っているのが残念。

それでも、教会の前の広場では、教会内ツアーを申し込む人の行列が。ただし我々はあまり時間がないので、ツアーではなく教会内を回ることに。
ステンドグラスに彩られた教会内は、各国語で「ここは祈りの場、沈黙」と書かれている。といっても、これだけの観光客がいれば、祈りも不協和音に消されそうな感じ。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » セーヌの河畔
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月7日の記事, 更新日 2007年5月1日

セーヌの河畔

セーヌ河畔の絵画屋さん

セーヌ河畔の絵画屋さん

ノートルダム寺院を見学した後、セーヌのほとりを散歩して帰る。岸辺にはたくさんの画廊というか、おみやげものの絵画のレプリカみたいなのを売っている。俗っぽいものから、ちょっと洒落た感じのパリの風景のスケッチや、だまし絵みたいなもの。結構いいお値段なので、見るだけにしておくけれど。

マリー=アントワネットがその処刑まで幽閉されていた、コンシェルジェリーを外から眺める。もともとは王室管理府という意味だそうだが、ここは革命期に多くの貴族が断頭台での処刑まで最後の日々を過ごしたという血腥い歴史を持つ場所なのだそう。

またパリ市庁舎も外側から。歴史を感じさせる優美な建物。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » オペラ座 Palais Garnier
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月8日の記事, 更新日 2007年5月17日

オペラ座 Palais Garnier

オペラ座外観

オペラ座外観

オペラ座の階段

オペラ座の階段

オペラ座の階段

オペラ座の階段

観客席

観客席

階段下

階段下

大シャンデリア

大シャンデリア

この日でパリを後にするのだが、実は飛行機の出発は夜。というわけで、ほぼ丸一日をこのパリで過ごすことができる。ホテルに荷物を預けて、最後の観光に。
さて、ここで突然思い出してオペラ座に行こうということになる。相変わらずの計画性のなさ、ではあるが。
オペラ座。パレ=ガルニエ。オペラ=ガルニエとも呼ばれる。映画やミュージカルの「オペラ座の怪人」の舞台ともなった、歴史ある劇場である。
1875年に、当時36歳の設計士シャルル=ガルニエの設計によって、建設されたパリのシンボルのひとつ。

外観は2000年になって、改装されたらしく、キレイに化粧直しがされている。特に頂上に飾られてい彫刻など、金色が新しすぎて、いささかチャチに見える。まあ、あと20年くらい経ると落ち着くのかもしれないけれど。

しかし、圧巻はその内部である。装飾過多な「ナポレオン三世」スタイル。高い天井のその端まで、悪趣味なほどに彫刻とシャンデリアの光と影で演出された内装は、「美しい」という言葉すら飲み込ませるほどの迫力がある。

まさに「劇場」の中の「劇場」。「劇」に酔わせるための舞台装置として、これほどのものはないだろう。いや、下手をすれば、「劇」のほうが負ける。この空間自体を凌駕するなにものかがなければ…。

そのためか、現在この劇場はバレエが中心で、オペラが開催されるのは稀だとのこと。

「オペラ座の怪人」の物語を産んだ巨大なシャンデリア。実に7トンの重さがあるそうだ。天井を飾るシャガールの絵。皇帝の色である緋色の緞帳と金色で飾られた客席。客席の豪華さ、華麗さ、ためいきものである。

さらに、私が惹かれるのは、訪れる人もまばらな、奧の部屋である。暗い階段の裏に飾られた、人を招く怖ろしい顔をした彫刻たち。なるほど、Phantom(異形)の一匹や二匹、住み着いていてもなんの不思議もない。

悪趣味も極めれば美。美を極めれば、それは非現実につながる。
ここまで徹底すれば、もう幽界の光景である。数知れぬ蝋燭の光が輝けば輝くほど、まばゆければまばゆいほど、その奧に宿す闇は濃く、深くなる。

まったく、一種サイコな情熱を感じさせる。見ているだけで、クタクタに疲れてしまった。


トップ » 欧州 » フランス » パリ » ヴァンドーム広場 Place Vendome
フランス パリ by ariahisaeda 2003年5月8日の記事, 更新日 2007年5月17日

ヴァンドーム広場 Place Vendome

ヴァンドーム広場の鉄柱

ヴァンドーム広場の鉄柱

リッツ・カールトンの入り口

リッツ・カールトンの入り口

最後のもう一回のルーブルへの道。チェイルリー公園を通り抜けるつもりなので、途中でヴァンドーム広場へも立ち寄った。
渋い緑色の柱が立っている。これはプロシアから奪った戦利品の大砲をつぶしてつくったものだとか。

その塔を中心とした広場には高級ブランドの宝飾店や世界最高級ホテルのひとつであるリッツホテルなど。

目の保養にウィンドーショッピングをしながら歩く。高価な宝石のアクセサリーのデザインを、これはダメ、あれがいい、と批評しながら。まあ、言うだけならタダだから問題はない(笑)

ということで、最後に目の保養だけして、パリを後にしました。
さすがに、パリという街は、特別でした。空気も、なにもかも。なるほど、「悪女」と譬えられるだけの魅力に溢れている。
もちろん、たった一週間で回りきれるものでもなく、理解しきれるものでもなく。そのわずかな片鱗をのぞいたにすぎないけれど…。

au revoir!

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