スリランカの南端少し手前に世界遺産の街ゴール[Galle]がある。最初にポルトガル人が築きはじめたという砦の中に旧市街地がすっぽりとおさまる。今日はその少し北に見える“ライトハウスホテル”のこと。このホテルは、熱帯建築の天才ジェフリー・バワ[Geoffery Bawa]が手がけたものだ。レセプションのホールはインド洋に面し、果てしなく続く海を眺めることのできる。
カメラを片手に中を歩いていると、気さくなベルボーイがスィートルームを案内してくれた。あまりにも気さくで、ベル・ボーイのイメージが少しくずれそうだ。バワが手がけたスイートルームはそれぞれ、中国風、ヨーロッパ風、アラビア風にしつらえてある。決して広く豪華な部屋ではないのだが、そのこじんまりとしたサイズと、窓からトンビ込んでくる波の音と汐の匂いが何とも言えないぜいたくな部屋。
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