スフォルツァ城(Castello Sforzesco) | ミラノ | イタリア 旅行
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ミラノ by ariahisaeda 2006年7月10日の記事, 更新日 2007年5月23日

スフォルツァ城(Castello Sforzesco)

スフォルツァ城外観

スフォルツァ城外観

スフォルツァ城中庭

スフォルツァ城中庭

「アッセの間」

「アッセの間」

ミケランジェロの「ピエタ」

ミケランジェロの「ピエタ」

ミラノのルネッサンス期最大の宮殿で、かつての領主、ヴィスコンティ家の城跡にフランチェスコ・スフォルツァにより1450年に城塞都市として建てられたもの。18世紀にナポレオンがミラノを攻略するまではフランス軍、スペイン軍の激しい攻勢に耐えたということで、堅牢ないかめしさがある軍事的な中世の建物です。

中世の要塞は現在の美術館に生まれ変わっていて、レオナルド・ダヴィンチデザインの「アッセの間」などいろいろと面白いものがあります。

「アッセの間」は天井一面を植物の枝で覆ってます。フレスコなので、非常に劣化が激しいので、写真ではあまりに綺麗に見えないのですが、本物はかなりの迫力です。色が生きていた当時は、さぞ素晴らしいものであったでしょう。

そして、このスフォルツァ城にはとんでもない名作があります。ミケランジェロの最後にして未完の作品「ロンダーニのピエタ」。
ピエタ(Pieta)、死せるキリストを抱く悲しみの母マリア。古来から、絵画や彫刻のモチーフとして多用され、ミケランジェロ自身も4体ピエタを作っています。
バチカンやフィレンツェにある絢爛たるピエタと比較すると、未完に終わったこの作品は、静かで深い幽愁をたたえています。すでに光を失った状態で、ミケランジェロはどんなピエタを彫りだそうとしていたのか。キリストの足の、いまにも動き出しそうな完成度の高さ。未完に終わったが故に、石が生命を持とうとするときのメタモルフォシス(変容)の中途を示しているかのようで…。
しばし、言葉なくぼーっと見つめていました。

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