エリザベス一世陛下の墓があることで有名なウェストミンスター。英国王室御用達の教会。チャールズ皇太子と故ダイアナ皇妃との結婚式もここでしたっけ。残念なことに内部の撮影不可でした。
ヨーロッパで大きな大聖堂はかなり行ったので、もう驚くことはないとタカをくくっていたのですが…。ここは違いました。
死してなおその威を示そうとする女王陛下の意志と凄まじい権力への志向を感じます。God save the Queen!
彫刻で彩られた門の中に入った途端、国家と結婚した女王の高笑いが聞こえそう…。目が痛くなりそうに細部まで作り込んだ彫刻で飾られた室内。美しいというよりは「呆気にとられる」という感じ。もっともエリザベス一世の墓のとなりには、メアリ女王の墓もあったりして…。最後まで死刑執行をためらった女王の意志か、歴史の皮肉か。(と、その時は思ったのですが、エリザベス1世が後継者にメアリ・スチュアートの子を選んだからだそうです。)
英国の文学者の名前が刻まれた床や、ニュートンの墓などなども壮観の一言です。
さて、こういったゴシックの教会を見るたびに「永遠」という観念を思います。自然の変化が巡り巡っていくことを言祝ぐ日本文化に育った身にはいささか重苦しい。
尖塔が天に届くようにどこまでも高く、石と彫刻で固められた聖堂はかたくなまでに厳かに、きらびやかなステンドグラスは差し込む天の光そのままに…。現世(このよ)に天上の永遠をそのまま具現することへの西洋文化の執念を見せつけられます。
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