ニューオリンズ by
ariahisaeda
2004年7月8日の記事, 更新日 2007年5月19日
マルディグラ美術館入り口
初期の衣装
入口にあるピエロ
クラシックな宝飾品
ブードゥーの影響
ジャクソン広場のお向かいには、博物館二つとセントルイス大聖堂が並んでいる。ここの通りは、フレンチクォーター観光の中心。大道でブードゥーのフォーチュンテラー(占い師)たちが店を出している。
入口の派手派手しい道化師に招かれて、まずはマルディ・グラ博物館へ入ってみることにする。
マルディ・グラ博物館はもとは昔の裁判所だったのを州立の美術館に仕立てたもの。近頃マルディ・グラ専門の博物館になったらしい。(ガイドブックにも載っていなかった。)
マルディ・グラとは、フランス語で「肉食の火曜日」の意味らしい。謝肉祭の最終日だそうで、断食修行の後のどんちゃん騒ぎのクライマックスといったところ。現在は断食修行なんざやらないけれど、マルディ・グラだけはきっちりと伝統を守られている。いまもルイジアナ州の街々で執り行われているのだそう。
そのなかでも、このニューオリンズのマルディ・グラは、リオのカーニヴァルとも並ぶ世界三大カーニヴァルの一つ。一年の暮らしは、この祭のためにだけ存在するといっても過言ではないのだそうだ。
世界中の観光客がニューオリンズのマルディ・グラにやってくるので、日本から見に行くのはかなり大変。ホテルの予約は半年前から必要だし、ホテル代は倍以上に跳ね上がるのだそうだ。
博物館の中はたった一つのお祭りのためとは思えないほどの充実ぶり。華やかな仮面に羽根のお姉さん達や異形の仮面やら、華やかな山車。ヨーロッパ由来のきらびらやかさと、ラテンの情熱、アフリカ系の躍動感。美学と悪趣味。まるで、ニューオリンズ名物のガンボのようにいろんなものがごった煮状態。
山車の上から、きらきらとした金と紫と緑のマルディ・グラカラーのネックレス(ビーズ)やコインを道端の人が掲げる紙コップの中へと投げ入れられる。(日本でいえば、棟上げの時の餅捲きみたいなもんだろうか。)
私が気に入ったのは、初期のマルディグラで使用されたらしい華やかなアンティークの衣装。誰でも王様や女王様になれるのが新大陸のマルディ・グラである。
これの現代版もあって、今も華やかな舞踏会が開かれている。その模様のフィルムもあったんだけど。あまりにもキラキラしくて…。ちょっと品がよくない。