ピカソ美術館はマレ地区という場所にある。もとは王侯貴族が好んで屋敷をたてた場所とのことで、古くて由緒のある建物が散見する。
瀟洒な建物「オテル=サレ(塩の館)」のなかに品よく飾られたピカソの作品の数々。フランスで亡くなったピカソの遺産として、国に寄贈されたものがここに保管されているらしい。私が好きな青の時代からキュビズム、新古典主義に至る生涯の作品が一同に介している。
ピカソの仕事も本当に幅が広い。陶器や彫刻も非常に面白い。ピカソのデザイナーとして溢れんばかりの才能を示している。
生涯にわたって、画風が変化していく。生きる限りにおいて、いつまでも枯れずに、新しいものをと追い求めて行く天才性。
後世の抽象画がこの天才をなかなか超えられないのは、仕方がないのかもしれない。
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