階段を上ったらそこは駅、電車はまだあったが、確かにもう終電が近いようだ。
駅には出たらちらほら人がいたのでホッとした。
券売機は文字が読めなそうなので、切符売り場のカウンターに行く。
「テルミニまでのチケット1枚ください。」
「13ユーロ。」
13ユーロ??ガイドブックには11ユーロって書いてあったけど、値上げしたのかな??
そう思いつつも早く列車に乗りたかったので、切符を買ってホームで電車を待った。
しばらくして電車が到着、しかし大事なことを思い出して引き返した。
イタリアの電車は改札がない代わりに、自分で機械に切符を入れて打刻しなきゃいけなかったんだ。
ホームの入り口近くにある黄色い機械に切符を入れたら、「ガコン」という音がしたけれど、刻印できてるのかどうかわかりにくい。
日付が刻印されてるように見えるけど、それでいいんだろうか?さっきの切符売り場の人に聞きに行った。
声をかけたら、切符売り場の人はなんだかビックリしてたけど、切符を見せて聞いてみた。
「これでいいの??」
そう聞くと、切符売り場の人は、それでいいんだ、もう電車が出ちゃうぞ、走れ走れ!という。
そうなのか!?やばいやばいと思って、言われたとおり走った。
親切な人だと思ったけど、電車が出たのは5分後くらいで、走る必要はなかったようだ。
ローマのテルミニ駅まで直通のその電車の名前はレオナルドエクスプレス。
洒落た名前だなあと思いながら、窓の外を眺めていた。
電車の中は空いていて、やっと落ちついてイタリアを感じることができる。
もう真っ暗で町並みがよく見えないけど、これがイタリアか、と思えた。
そして、これがイタリアの切符・・・と切符をよく見たら・・・
料金 11ユーロ
やっぱりぼられてた
ある日の被害額・・・ 2ユーロ (320円)
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