さて、出発を見た後は、人がちょっとでも少ないところに陣取って、曳山がくるのをカメラを片手に待つ。
携帯デジカメで撮っている人もいれば、大型の三脚や、一眼レフを抱えたプロっぽいカメラマンもたくさんいる。さて、こちらはちっこいデジカメ一つ。この暗い中をどこまで写るだろうか…。がんばれIXY400
かなり待った後、遠くのほうから、かけ声が聞こえてくる。行列の速度が速いのにもびっくり。
それぞれ意匠をこらした曳山は、古いものなら江戸中期、一番新しいものでも明治の初めにつくられたものらしい。
漁港として唐津が栄えたころに、京都の祇園祭に触発されて、このような曳山を作ったのが初めとか。莫大な費用をかけ、何年もかけて漆塗りでつくられた山は、豪奢であり、手入れがいいのか今でもつやつやである。
もう、今では製作も不可能だろう。こんな文化遺産をかなり激しく引きずり回して大丈夫なんだろうか、と、ちと心配になるほど。
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