トスカーナワインの有名な産地、モンテプルチャーノへ知人を訪ねました。
ワインを生産している農家を営んでいます。
中世の町、シエナからも近いこのモンテプルチャーノはサンジョベーゼ種
を原料とするトスカーナワインの有名な産地です。
知人の家までの道のりでも写真のような放牧の風景が見られ
まるで絵本の景色のよう。時間がのんびりと過ぎていく日常が
そこにはあります。
知人は有機栽培の葡萄からワインを製造しています。ワインだけでなく
チーズを作ったり、野うさぎやイノシシを獲って来て食べるといったことも
しています。
この日のお昼は彼女(なんと狩猟もするここのオーナーは女性!)が
前日に狩猟にでかけてとってきた野うさぎの煮込みソースのパスタでした。
『うちは農家だからね。お昼はこういうものなの。遠慮しないでどんどん
食べて。』と男らしい(?)笑顔でふるまってくれます。
彼女のところへ訪問するのは3回目ですが、いつもここへ来るとホッと
します。動物の鳴き声、おいしい食事、気取らない人たち。
こんな話を聞いたことがあります。イタリア人の友人をつれて、日本の
有名なイタリアンレストランにいると、そこにはイタリア語を少し話せる
日本人がいて、その友人に話しかけてきたとか。
内容は『私はアルファロメオを持っているんだ』『あそこのレストランは
最高だ。』など、その友人には興味のないことばかり。
私たち日本人にとってイタリアは憧れの国ですが、そんな物質面での
ステイタスを求めるイタリア人は少数です。
このモンテプルチャーノのように気取らない人たちが多いのもイタリアの
特長。団体旅行客が訪れることのない町々にイタリアの本当の魅力は
潜んでいるのです。
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