市内に入って一番目を引いたのが写真の旗の光景。
歩いて近くまで行くと真っ黒い旗がびっしりと並んで、何か威圧感さえある模様と雰囲気。今回旅の御世話をしてもらうキューバ友人ミライさんに聞くと、奥にある建物がアメリカ大使館、それを遮るようにして旗をなびかせているそうです。
今、キューバにいる人たちは、数々の国難を乗り越え、生活苦に耐えてきて来ている人達です。一時は、アメリカの経済制裁のためGDP国内総生産が8割も減り、生活苦は想像を絶したとか。実際キューバの知人達も砂糖を水に溶かして飲むだけの日々が多かった、と子供の頃を回想したそうです。そのため愛国心は人一倍。現在ではやや回復しそれほどまでの状況ではないにしても、様様な物が慢性的に不足です。
現在でもアメリカは不当な経済制裁を継続中であり、キューバ人には根強い反発があります。歴史を見ればアメリカの非は明らかであり、同情の限りで私でもアメリカの横暴さには怒りを覚えます。
私達資本主義、新米派の国ではあまりこういった情勢を学ぶ機会はがないため、北朝鮮と同様の国と見られることが多いですが、とんでもありません。
地球の歩き方に乗せるくらいの見所ですが、本には乗せられない事情もたくさんあるようです。
キューバでは、テレビは国営放送のみのため、海外情勢は政治的考慮をしてある程度絞ってニュースを放送しています。
夜になると、アメリカ大使館の窓から、キューバには流されない海外ニュースを電光掲示板を使って流します。
それを見えないようにするために黒い旗で覆っています。
すぐ隣が海なので、激しい波風になびいてすっぽり隠れてしまって見えません。大使館の真ん前まで行けば見えますが、見る人はいません。
そしてその大使館の前には広場があり、革命当時からの合言葉(写真3枚目)がでっかく書いてあります。
確か意味は、「革命・変革なくば死を!戦うぞ!」といった感じだったかな。よく反米集会や反米ライブをやるそうです。ミライさんのボーイフレンドも参加するそうです。
こういった光景と実情はかなりショッキングでした。
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